つもるこたつ / tsumoru - kotatsu
- つもるこたつ #1 / tsumoru - kotatsu #1
- 2017 - 2018
- h 205 w 550 d 280/cm
- venue : Toyama Prefectural Museum of Art and Design
- photo : Ryohei Yanagihara
- つもるこたつ #2/ tsumoru-kotatsu #2
- 2017 - 2018
- h 1400 w 220 d 170/cm
- venue : Toyama Prefectural Museum of Art and Design
- photo : Ryohei Yanagihara
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《つもるこたつ》は、話したいことがたくさんある様子を意味する「つもる話」に由来します。
子どもたちとのワークショップ《みんなのつぶやき角風船》の下調べとして、富山の薬売りの歴史についての本をいくつか読みました。なかでも雪深い山中を歩いていた、近代の薬売りについての描写はとても印象深く、自分がかつて年末の宅配便配達員をしていたときに見た景色が重なりました。
真冬の寒さのなか、訪問する各家庭から漏れている灯り。玄関を開けると漂ってくる夕食の匂い。テレビの音と話し声。
厳しい寒さのなかで感じ取った暖かみは、人に無限の想像力を与えてくれます。
この作品にもそんな力があるといいです。
美術館の外側につもる「雪」と、内側につもる「話」。
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- photo : Ryohei Yanagihara
- 1:10 scale maquette
- photo : Ryohei Yanagihara
- image drawings
- acrylic on canvas
- left : 455 x 385 /mm
- right : 455 x 385 /mm
- photo : Ryohei Yanagihara
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- photo : Ryohei Yanagihara
- photo : Ryohei Yanagihara
ー「START☆みんなのミュージアム2018」について ー
この展覧会は、富山県美術館が毎年開催している教育企画展のシリーズです。
今年の招待アーティストとして参加し「ものがたる手とテとて」をテーマに決めました。
展示作品は県内の小・中・高・特別支援学校から参加した総勢2,500名の子どもたちによって制作されました。
「富山市立奥田小学校 x さとうりさ」では、富山で昔から親しまれてきた角風船をモチーフに、全校児童503名と《みんなのつぶやき角風船》を共同制作しました。